最新調剤機器・システム

最大400の錠剤カセットと、最大200の予備錠剤カセットを収納。従来よりも小さな「BC-4」錠剤カセットを採用することで、コンパクトな筐体により多くの錠剤を収めることに成功しました。またトーショー独自のスライドキャビネット構造により、カセットの入れ替えも簡単です。

デュアルディスプレイによって操作性が向上。さらに制御システムにより、錠剤の数量管理や本体と「Ci-Shelf」に収納された予備の錠剤カセットの位置まで把握。最適なレイアウトの提案や不足錠剤のお知らせなど、AIを用いた運用支援を行います。

正面からのアクセスで分包中でも錠剤カセットを補充できる「Quick Access U2」、錠剤カセットを特定の場所にセットしなくても自動で識別可能な「FULL U2」、使用頻度の低い錠剤カセットを本体内に収められる「Ci-Shelf」など、作業効率を高める機能が充実しています。

一包化された錠剤・カプセルを一包毎撮影し、データベース内に登録してある薬品画像マスターと照合。処方内容を元に数量・形状・サイズ・色彩が正しいかチェック。MDMが自動的に分包紙のバーコードを読み込み、撮影した画像を解析します。

一包化されている薬品と登録されている薬品データが一致しない場合は問題箇所をお知らせします。最終鑑査の前に一包化した薬剤チェックや、薬剤師による鑑査前の一段階目の鑑査としてMDMが役割を果たします。

分包機で包装した日時、患者様の氏名、処方内容等、撮影した画像をログとして担保します。薬剤交付後に患者さまや病棟からの問合せに対して再確認が可能となります。

iPhoneをはじめ、iPad、iPod touchがアプリを入れるだけで高性能な監査端末に早変わり。従来の赤外線でスキャンを行う監査システムと比較して、正確性でまったく劣ることがないのはもちろん、圧倒的な速度での読取を実現し、使い勝手を大きく向上させています。

薬品をピッキングする順番と棚の位置を、アプリがナビゲート。
手に取った薬品をスマホのカメラで読み込むことで、瞬時に正誤判定を行います。その他にも、さまざまなアシスト機能が充実しているので、薬剤師以外のスタッフや他店舗からのヘルプスタッフでもスムーズな作業が可能。複数台同時利用も行えるので、同一処方箋を多人数で同時にピッキングすることもできます。

ピッキングを終えての最終監査も、薬品の連続スキャン機能で瞬時に正誤を判定。また、患者名ごとにデータを管理し、処方箋や投薬した薬品を撮影して正確な記録を保存できるので、万が一の時のクレーム対応もスムーズに行えます。

Musubiは、患者さん一人ひとりの疾患・服用中の薬・生活習慣・季節・過去処方などをもとに、最適な服薬指導と生活習慣の改善アドバイスを自動で提案します。患者さんに画面を見せながら、指導内容をタップすることで薬歴の下書きが完成。一件あたり10分以上かかっていた薬歴作成が、わずか2〜3分に効率化した実例も。

Musubiでの薬剤師の行動データや患者さんの処方内容を解析してビジュアライズ。薬局業務や薬局経営の改善のため、調剤薬局の薬剤師・管理薬剤師・経営者等に使用されています。様々な数値を各薬局や各薬剤師ごとにグラフ化して表示することにより、今まで勘や経験から行っていた薬局運営から脱却して、根拠に基づく薬局運営を実現します。

処方内容に適した質問を自動配信。問題の可能性がある場合は薬局に通知され、Musubiから簡単にフォローメッセージを送信できます。フォロー内容の記録は、薬歴に自動で転記されます。また、処方せん送信などの便利な機能で、患者さんの待ち時間を短縮して、患者満足度アップに貢献します。

患者さん・医薬品ごとに、AIが需要予測します。「空き箱発注にしているので常に在庫が過剰気味かも」「発注点発注にしているけど、発注点の管理が面倒」といったお悩みから解放。Musubiは、面倒な在庫管理の課題を解決します。また、患者さん一人ひとりの来局履歴や次回来局予測も可能です