皆様、いつもコラムを拝読頂きまして、誠にありがとうございます。
今回コラムを担当させて頂きます、徳島県鳴門市にございます、ひかり薬局鳴門北店です。
早速ですが、皆様「秋バテ」という言葉を御存じでしょうか?
秋といえば、「食欲の秋」
夏の暑さが和らぎ、実り豊かな旬の食材が揃う季節です。
サンマやキノコ、新米、栗やさつまいも、ぶどうや梨など美味しいものが次々に登場します。
涼しくなり代謝も上がるため、自然と食欲も戻ってきやすい時期です。
一方で、近年注目されているのが『秋バテ』
夏バテは聞き慣れていますが、秋バテは気温差や生活リズムの乱れによって起こる体調不良を指します。
『代表的な秋バテの主な症状』
●食欲不振
●だるさや疲労感
●頭痛やめまい
●睡眠の質の低下
特に、昼夜の寒暖差や台風シーズンによる気圧の変化が、自律神経を乱しやすくしています。
この自律神経こそ、“幸せホルモン”と呼ばれる神経伝達物質セロトニンです。
セロトニンは、気分を安定させるだけでなく、睡眠や自律神経のリズムを整える役割を担っていますが、日照時間が短くなる秋は分泌が減少しやすいのです。
そこで意識したいのが『食』と『光』と『運動』
大豆製品や乳製品、バナナなどセロトニンの材料となる成分を含む食材を摂ったり、朝の日光を浴びながらウォーキングやストレッチで体を動かすことが重要です。
こうした習慣がセロトニンの働きを助け、秋バテ予防につながります。
旬の味覚を味わいながら、セロトニンのリズムを整えて、健やかな「食欲の秋」を楽しんでみませんか?
最後までご拝読頂きまして、誠にありがとうございました。
執筆担当:ひかり薬局鳴門北店