睡眠時間より大切なこと―「質」を高める生活習慣―

皆様、いつも当コラムを拝読頂きまして、誠にありがとうございます。

今回コラムを担当させて頂きます、香川県にございますアライブ薬局長炭店です。

「睡眠時間は足りているのに疲れが取れない」―睡眠の“質”を見直して夏の夜を快適に―

「ちゃんと寝ているのに朝からだるい」「夜中に何度も目が覚める」

そんな声をよく耳にします。実は、こうしたお悩みの原因には「睡眠の質」が関係しているかもしれません。

■睡眠の“質”とは?

年齢とともに、眠りが浅くなりやすく、睡眠時間を確保していても「よく寝れた」と感じにくくなる傾向があります。

睡眠の質は、以下のようなポイントで左右されます。

1.寝つきがよいか(入眠までの時間)

2.夜中に目が覚めにくいか(途中覚醒)

3.朝、すっきりと起きられるか(熟睡感)

この「3つの質」が整ってこそ、心と体をしっかりやすませることができます。

単に“何時間眠ったか”ではなく、“どれだけ深くやすめたか”が、日中の元気に大きく関わってくるのです。

■夏こそ意識したい、睡眠の工夫

夏は気温や湿度が高く、寝苦しさによって眠りが浅くなりやすい季節。

だからこそ、少しの工夫が効果を発揮します。

・スマートフォンやテレビを寝る1時間前にOFFする。

・エアコンや扇風機を活用し、室温28℃以下、湿度50~60%が理想的。

・吸湿性・通気性の良いパジャマや寝具に替える。

・就寝前にぬるめのお風呂で体をほぐす(38℃~40℃)。

・寝る前にコップ一杯の水分補給(量は、100~150ml、冷たすぎない常温、寝る前30分前くらいに飲むのがベスト)。

夜間頻尿が気になる方は、夕方以降の水分の摂り方も見直すとよいでしょう。

(夕食後たくさん飲み過ぎないなど)

■最後に

加齢に伴って睡眠パターンは、自然と変化します。それを「年のせいだから」とあきらめず、生活習慣を少し見直すだけでも眠りの質は改善できます。

まずは、寝る前1時間リラックスタイムにすることから始めてみませんか?

心と体が休まるような“質の良い眠り”を目指しましょう!!

 

最後までご拝読頂きまして、ありがとうございました。

 

 

執筆担当:アライブ薬局長炭店