皆様、いつも当コラムを拝読頂きまして、誠にありがとうございます。
今回、コラム執筆を担当致します、兵庫県にございます、ひかり薬局調剤センター宝塚店です。
まずは、当薬局の紹介からさせて頂きます。
当薬局は、兵庫県の阪急宝塚線山本駅から徒歩3分という、駅近な薬局です。
開局は2021年7月であり、薬局としてもまだまだ成長中でございます。
さて、お気づきかと思いますが、当薬局は“調剤センター“という、一風変わった薬局名ですよね。その名の通り、薬局業務に外来業務(いわゆる処方箋を受付しその場でお渡し)はほとんどなく、
主に施設の方向けに業務を行う薬局でございます。いってみれば、病院薬剤師と薬局薬剤師の中間といったところでしょうか。
では、興味が湧いてきたところで当薬局の業務内容を紹介していきましょう。
ここからは、業務のご紹介を致します。
①往診日前日
外来受付とは異なり、往診医と同行するため1回の往診につき約40名程度の情報を、自分のメモや薬歴用タブレット、
そして記憶した情報を基に、往診医等の指示に即座対応できるように、情報収集と整理を行います。
②往診日
朝8:30薬局出発や、日曜往診等、施設によって往診日は様々です。
施設内では、往診医以外に、施設内の看護師さんやケアマネさん等と共にカンファレンスを行ったり、往診医と共に入居者の部屋を一室毎に訪問していきます。
大体半日ほどで往診は終了、その後やっ(そうですね、ここでは敢えてセンターと呼ばせていただきます)、センターへと戻ります。
その後、処方箋チェックや調剤鑑査を一通りすませ、その日の内に急ぎ薬や外用薬等の配達を行います。
現在、3施設を受け持っていますが、どの施設も車や自転車で15-30分程度で移動できます。
③往診日以降
当日配達分以外の定期薬は、カレンダーにセットできるよう準備したり、カレンダーにセットしたりと施設毎に対応し、往診日から数日後に施設はお届けします。
以上のように、薬局といっても施設業務が主のため、一般薬局とは少しことなります(勿論、外来対応もしています)。
そして、今年から新たに一施設加わる予定なので、さらに業務が活性化する予定です。
今回は、特に在宅をメインとした薬局の業務をご紹介しました。これから、薬剤師を目指す学生の方々や既に薬局にお勤めで在宅に特化した薬局にご興味がある方、
参考になれば何よりでございます。
ご拝読頂きまして、誠にありがとうございました。
執筆担当:ひかり薬局調剤センター宝塚店